はじめましての方ははじめまして。そうでない方はお久しぶりです。ヌケです。
以前までnoteで書いていましたが(三つしかない)多くの方がこちらを使っていて使いやすそうだなぁと思ったので今回からこっちで書くことにしました。
先日、長きにわたる受験期間を終えてポケモンに復帰し、INC(International Challenge) Februaryに参加しましたので、使用した構築などを書いていきます。
今回はイベルオーガ(海外ではカイオーガはFishと呼ばれるらしい)にヌケニンを合わせた構築を、勝手に””ヌケ式YvelFish””と名付けて紹介します。twitterでYvelFish検索かけたら存在しなくてYvelogreが正式らしいですが気にしないことにしました。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
使用構築、結果
(↑サムネ用↑)
(↑最高レート↑)
〇〇〇〇〇✖〇〇〇〇〇✖〇〇〇
✖〇〇〇〇✖〇〇✖〇〇✖〇〇〇
✖✖〇〇✖✖✖ ←三連敗したので撤退 26-11
構築経緯
あたり押さえられるいけそう
→禁伝はが無理なに滅法強い、に強いを使おう(悪戯心がうざそうだったのもある)
→S操作できてダイマもできる、安定した引き先が欲しかったため、もう一枚の引き先かつ電気の一貫がだいぶヤバそうなので
完成!
型紹介
イベルタル
@突撃チョッキ 臆病CS252A4(201-136-115-183-118-166)
イカサマ/デスウイング/バークアウト/不意打ち
ウーラオスやカイオーガ、甘えたパルキアなどをしっかり抜いておきたかったので最速。+1で隣に死に出しオーガをするとアークビートができたり、一応ミラーにも強くなったので正解だったと思う。
物理が二つあるが、ダイジェットの火力を下げたくなかったのでC振り。あまりBDも落としたくなかったし下降補正でもなんとか火力が足りそうだったためこのようになった。絶対もっといい調整があるはずなので次回使うときはじっくり考えたい。
カイオーガ
@拘りスカーフ 臆病CS252D4(175-×-110-202-161-156)
潮吹き/根源の波導/雷/冷凍ビーム
普通のスカーフオーガ。初手でも後発でもかなり活躍してくれた。
前述のイベルや後述のエレキとのアークビートが決まった時はかなり気持ちよくなれた。ただ一番大事なところで根源外しや同速負けをやって2敗作ってるのだけが心残り。
ヌケニン
@防塵ゴーグル 寂しがりAS252D4(1-156-45-×-51-92/B個体値0)
ポルターガイスト/影打ち/サイドチェンジ/こらえる
無限の可能性を秘めているかもしれないポケモン。
B0はメタモンにコピられたときに影打ちで確定1にするため(B31だと一発耐えられる)。
ゴーグルなので砂や霰で4なない。
直前まで鬼火を採用するつもりでいたが、前日にスパボ級のトリトドンにTODで負けたので(トリトドンはヌケニンの役割対象)、さすがにまずいと思いポルターガイストに変更。相手の持ち物を割ったりエレキの10万と合わせてサマヨールを破壊したりと大活躍だった。
ただイベルタルとボルトロスが馬鹿みたいにたくさんいたため通すのが難しい構築も多かった。
モロバレル
@バコウの実 生意気H236B116D156(219-×-105-105-132-31/最遅個体)
花粉団子/キノコの胞子/怒りの粉/守る
元々は意地252ザシアンの巨獣斬を確定で耐える個体を使用するつもりだったが、ボックスにいた配布の色個体が使ってくれという目をしていたのでそのまま採用(技は変えた)。ザシアンは主にヌケニンで嵌める立ち回りをしたので、この変更が負けに直結することはなかった。
無難に強いポケモンでした。
ガオガエン
@シュカの実 腕白H252A4B124D100S28(202-136-138-×-123-84)
HDは臆病珠黒バドのダイアース耐えまで振った気がするがそんなものはいなかった。
気軽に投げられるので、ヌケニンでサイクルするのにとても相性が良かった。
前日のスパボ級では何度か緊急ダイマを行ったが、本番では一度もなかった。
環境にいるガエンの多くがDDラリアットである理由がどうしてもわからないのでご存じの方教えてください。
レジエレキ
@気合いの襷 せっかちA4C252S252(155-121-63-152-70-277)
10万ボルト/エレキネット/ダメ押し/守る
ダイアークの火力が少しでもほしかったのでBを削ったが、襷のため特に問題はなかった。エレキオーガと並べてアーク潮吹きの流れがとても強かった。
無理そうな相手でも襷を盾にネットを撒いて後続につなげるなどとてもいい働きをしてくれた。覚えている限りネットは一度も外さなかった。
飛び跳ねるやライジングボルトの可能性も考えたかったがあまり時間がなかったので今回は見送り。
選出
かなり臨機応変だが代表的なものをいくつか。
①+@2 エレキオーガで荒らして裏で詰める。イベルタルを出さないことも結構あった。場合によりどちらをダイマさせるか変えるが今回は殆どエレキをダイマさせた。
②+@1 怒りの粉でサポートしつつダイマイベルで殴る。ジェットを積んでおけばイベルがオーガを抜けるのでアークビートが可能。
③+@2 対グラバナや悪戯心が憎い場合など。
④+@2 エレキがめちゃくちゃ刺さっている場合に初手ダイマで暴れる。
裏は相手を見て臨機応変に出します(超適当で申し訳ないですが私も時間がなかったためこのノリで潜りました)。
この構築で厳しいポケモン
禁伝二体とも電気の一貫があるため。前者二体はエレキダイマなど、エレキはバレルのサポートかヌケニン詰めによって対処しますがかなり厳しいです。エレキボルトというメジャーポケに弱い構築になってしまったのが今回最大の反省点。
エレキオーガは半減され、イベルは重傷を負うため。ガエンの台詞で回したり、バレルに犠牲になってもらうなどして対処します。私はエレキオーガで突っ張ったら何故か勝てましたが多分なにかの間違いです。
オーガやエレキで1ターンで処理することがほぼ不可能なため。ヌケニンでの詰めができない上、取り巻きによってはミラーも負けます。イベルガエンなどで入り台詞で回してワンチャンくらいです。
ヌケニンの使い方
概ねヌケニンに打点がない相手
ヌケニンを使う上で要注意の相手
…技によっては勝てるが悪技が飛んでくることがある
…特性貫通に注意
…スリップダメでくたばる(バナはウェザボも要警戒)
…影打ちで落とせない
天敵
…などたくさん
素直に他に任せましょう
その他
…ダイマが切れたら飛び跳ねる/ゴーストダイブしか打点がないことがある。着地のタイミングでこらえる→影打ちを繰り返せば勝てます(特にゲロゲはオーガと並びやすいので覚えておくと得)
選出率/ダイマ率
試合数37(開始前被切断1試合/ダイマックス無し2試合)
イベルタル…33/12
カイオーガ…36/4
ヌケニン…19/0
モロバレル…11/0
ガオガエン…21/0
レジエレキ…24/18
あとがき
ポ復帰後最初の大舞台、ヌケニンで18チャレチャレくらいまで行けたのはよかったんですがそこを通せなかったところに自分の実力不足を感じました…
ヌケニンというポケモンですが、この環境でも十分に戦えると感じました。私と一緒にヌケニンの可能性を追いたい方がいらっしゃれば、DiscordにてVGC2022ヌケニン研究会(現在3人)を開いていますので是非TwitterのDMなどでお声かけください!B0ヌケニン等の個体提供も行っているので、少しでも興味があれば参加してもらえると幸いです。
うまくまとめられているか不安ですが今回はここまでです。質問やご意見等あればこれもDMまでお願いします。最後までお読みいただいた方、ありがとうございました!